全年齢対応のドックフードは飼い主が与え方を工夫しよう

ドックフードには幼犬用(子犬)・成犬用・シニア犬用・全年齢対応といったものがあります。

 

基本的には年代に合わせたものを与える、といったことが重要になります。

 

年齢に合わせたドックフードを与えることで、ワンちゃんの健康度がアップすることもあるのです。

 

逆にワンちゃんの年齢にマッチングしていないものを与えてしまえば、何らかの問題が発生してしまうかもしれません。

 

今回は、全年齢対応のドックフードについてお話しします。

 

全年齢対応ということは、幅広い年齢のワンちゃんが食べることになります。

 

しかし、ワンちゃんの年齢によっては、全年齢タイプであったとしても合わない可能性もあるわけです。

 

体調に問題を与えてしまうかもしれません。

 

そこで注目して欲しいのが、全年齢対応のドックフードの与え方です。

 

与え方をちょっと工夫するだけで、全年齢対応のドックフードのリスクも大きく低減します。

 

今回は全年齢対応のドックフードの与え方についてお話します。

 

それぞれの年齢のワンちゃんには、どのような与え方が適切なのでしょうか。

 

 

■年齢によって与える量を変化させることが最も重要

 

・若い時の量をシニア犬になってからも継続してしまえば太ってしまうことも

 

全年齢対応のドックフードだからといって、全年齢で同じ量を食べさせていたら問題が起こってしまいます。

 

同じ栄養価になっているので、食べる量によって体内に入ってくる栄養の量が異なっているのです。

 

年齢によっては、それほど栄養を必要としないこともありますよね。

 

子犬時代に関しては成長期でもあるので、しっかりと食べさせるべきです。

 

多く食べたとしても、代謝も活発なので太ってしまうような心配はほとんどありません。

 

また、成長するためには栄養も多めに必要です。

 

実は、成犬時代よりも栄養が必要としているのです。

 

短期間で急激に身体を大きくするのがワンちゃんなので、子犬時代にはなるべく量を多めにして与えましょう。

 

成犬時代は、平均的な量を与えるべきです。

 

成犬自体は子犬時代と違って、もう身体を大きくする必要はありません。

 

どちらかと言うと、身体を維持する、といったことが重要になってくるのです。

 

もちろん、体の機能を維持させるためにはそれなりの栄養が必要になるので、一定以上の量は与える続けるべきです。

 

シニア犬時代には、量を少し少なめにするのがおすすめとされています。

 

実は、量を多めに与えてしまうと太ってしまう可能性も指摘されているのです。

 

注目して欲しいのが、足腰です。

 

シニア犬になって太ってしまうと、足腰が弱ってくる時期に重なるので、さらに足腰の状態が悪化してしまいます。

 

将来的に寝たきりになってしまう可能性もあるので、十分に注意して下さい。

 

ただ、急激に減らすのは良くありません。

 

少しだけ減らす、といったことが重要になります。

 

シニア犬になってくると筋肉にも衰えがどうしても出てきてしまうので、それを抑えるだけのタンパク質量が必要になってくるのです。

 

一定の食事量は維持させる、といったことは覚えておきましょう。

 

 

■年齢によって粒を工夫することがおすすめ

 

・幼犬時代は柔らかくしたり、砕いたりしてあげるべき

 

幼犬時代は、口内もまだまだ発達していません。

 

歯も弱く顎の力も小さいのです。

 

幼犬時代にドックフードを与える場合には、水でふやかして柔らかくして与える、といったことがおすすめです。

 

他には砕いて粒を細かくして与える、といったことも考えるべきです。

 

細かくすることで、顎の力がなくても平気ですし、飲み込みやすい、といったメリットが有ります。

 

注意点が一つあります。

 

水でふやかすとドックフードが歯につきやすくなってしまうのです。

 

歯周病を発生させてしまうことがあるので、幼犬時代に水でふやかしてドックフードを与えている場合には、必ず食事後に柔らかい布を水に濡らして、軽くワンちゃんの歯を拭いてあげて下さい。

 

たったそれだけでも歯は綺麗になるものですよ。

 

 

・成犬時代はそのまま与えても構わない

 

成犬に対しても柔らかくしたり砕いたりして与えている例はあります。

 

しかし、顎の力も飲み込む力もしっかりとあるので、特別何かしら対処する必要がありません。

 

一方で、ワンちゃんが小さい場合に粒が大きすぎると食べにくいのは事実です。

 

そういったケースであればふやかしたり、細かく砕いて与えたりするのがおすすめですよ。

 

 

・シニア犬時代は子犬時代と同じく柔らかくしたり砕いたりして与えること

 

シニア犬に入ってきたら、まだドックフードの粒に工夫を加えるべきです。

 

柔らかくして与えたり、細かく砕いてから与えたり、といったことがおすすめなのです。

 

シニア犬になると、顎の力もどうしても弱ってきてしまいます。

 

歯も弱ってくるので、そのままの状態で食べると疲れてしまうこともあるのです。

 

食べる量が大幅に減ってしまいかねないので、ある程度の工夫が必要になってきます。