柔らかいドックフードを食べていると顎が弱くなるって本当?

ワンちゃんにはどのようなタイプのドックフードを与えているでしょうか。

 

カリカリしている固めのドックフードを与えているでしょうか。

 

それともウェットフード(半生タイプ)を与えているでしょうか。

 

どちらかのドックフードによって噛みごたえ、といったものが大きく異なってくるわけです。

 

柔らかいものを与え続けてしまえば、ワンちゃんのアゴを弱くしてしまうのではないか、と思っている飼い主さんも多いと思います。

 

こちらでは、ドックフードと顎の力の関係性に迫ります。

 

 

■ドックフードと顎の力はそれほど関係なし

 

・成犬になってからでもドックフードをふやかして与えるメリットはある

 

ドックフードをふやかして与えると柔らかくなるので、ワンちゃんとしては食べやすそうです。

 

一方で、顎の力が弱くなってしまうのでは、といったことも思ってしまいますよね。

 

しかし、実はドックフードの固さとワンちゃんお顎の強さについてはそれほど密接な関係性はない、とされているのです。

 

ですから、柔らかいドックフードを与えていたとしても、ワンちゃんの顎に問題を与えてしまうようなことはありません。

 

 

・噛むことによってアゴを鍛えているのではないのか?

 

確かに、噛むことによって顎の力を鍛える、といったことは出来ます。

 

しかし、ワンちゃんの食事しているシーンをよく観察していると見えてくることもあるはずです。

 

ワンちゃんは、たしかに多少は噛んでいるのですが、その殆どは飲み込んでいるわけです。

 

噛んているように見えて、人間のように食べ物を歯ですりつぶしていません。

 

ワンちゃんの歯の形状を見ればよくわかると思います。

 

ワンちゃんの歯は、肉を食いちぎれるような特徴を持っているわけです。

 

1本1本が尖っており、噛み潰すような感覚ではありません。

 

だからこそ、仮にカリカリのドライ系ドックフードを与えたとしても、噛む力が強くなる、とはいえないわけです。

 

 

■どうしても心配な場合は犬用ガムを与えよう

 

・犬用ガムであれば顎の力がつく

 

白い骨の形をしている、ワンちゃん用ガムが販売されていますよね。

 

犬用歯磨きガム、といった系統のネーミングで販売されていることもあると思います。

 

ワンちゃん用ガムであれば、何度となく噛みつくことになります。

 

最終的には無数の葉形が残りますよね。

 

それだけたくさん噛むわけです。

 

ワンちゃんの歯についている歯垢などが取れやすくなる、といったメリットも有りますが、噛みつくといった行為を何度も行うので顎の力もしっかりと身についていきます。

 

ドックフードでは顎の力はそれほど付きませんが、他のアイテムであれば顎を鍛えることが可能、といったことはしっかりと覚えておくべきです。

 

 

■柔らかいドックフードには何らかのデメリットはないの?

 

・歯に歯石がつきやすくなる

 

固いドライフードのままであれば、歯にカスがつきにくい、といったメリットが有ります。

 

しかし、柔らかくしてしまうと、歯にドックフードのカスがどうしてもついてしまうのです。

 

歯にカスが付いてしまうと、24時間でプラークになり、48時間で歯垢になってしまいます。

 

歯周病を発生させてしまう原因になりかねないので注意しなければなりません。

 

 

・柔らかいドックフードを与える時の対策方法

 

歯に問題があることはわかってもらえたと思うので、綺麗にする方法を実践しましょう。

 

要は、歯についてしまったカスをプラークや歯垢にしなければよいのです。

 

定期的にワンちゃんの歯磨きをしてあげて下さい。

 

歯磨きといっても人間のようにブラシを行う必要はありません。

 

柔らかい布を用意して下さい。

 

それを濡らして下さい。

 

その濡らした布を利用してワンちゃんの歯を軽く拭いてあげるだけです。

 

ワンちゃんの歯を軽く拭いてあげることさえできれば、食べ物のカスが歯にはついていない状態になりますよね。

 

ちょっと面倒に感じてしまうかもしれませんが、できれば毎食後歯磨きを行ってあげて下さい。

 

ちなみに、強く拭いてしまうと、ワンちゃんの歯茎を痛めてしまうことになりかねません。

 

あくまで軽く拭いてくださいね。

 

 

■柔らかいドックフードと栄養の摂取

 

・腸内での消化吸収が促進される

 

柔らかいドックフードを与えることで、腸内でスムーズに消化吸収が実施されるようになります。

 

固いドックフードのままだと、まずは柔らかくして溶かしてその上で消化吸収していくことになります。

 

しかし、柔らかいドックフードは、人間で言うと頃の消化の良い食べ物なのです。

 

栄養がそのまま腸から吸収されるような状態になっているのです。

 

胃腸に対しての負担も軽くなるので、内臓が弱いワンちゃんにもおすすめです。

 

老犬になれば、どうしても内蔵に負担が出てきてしまいます。

 

栄養価の高い食事を与えたとしても、消化が悪ければなんの役にもたってくれません。

 

シニア犬になったら、栄養価の高いドックフードを柔らかくしてから与える。

 

といったことを実践してくださいね。

 

ワンちゃんの健康度合いもアップするはずです。