ドックフードに含まれている炭水化物は犬にとって必要なの?

人間はエネルギーとして炭水化物を摂取しなければなりません。

 

炭水化物を摂取しなければエネルギー不足となってしまい、筋肉を原料としてエネルギーを作り出してしまうようなこともあるのです。

 

一方で、肉食の動物は炭水化物を摂取していませんよね。

 

ワンちゃんに関しても、雑食性ではありますが、生物学的には肉食で間違いありません。

 

ですから、炭水化物は必要ないのではないか、と思ってしまうわけです。

 

こちらでは、ワンちゃんに炭水化物は必要なのか、といったことをテーマにお話します。

 

 

■肉食動物であったとしても炭水化物は摂取しなければならない

 

・ドックフードには炭水化物が含まれているべき

 

確かに、肉食動物は穀物類を摂取していません。

 

しかし、直接的に食べ血内だけなのです。

 

よくテレビなどで自然界のドキュメンタリーを見ていると、肉食動物が草食動物のお腹を食べている映像を見ませんか。

 

実は、肉食動物は草食動物の腸を食べているのです。

 

腸には、草食動物の食べたものが詰まっていますよね。

 

実はそこから炭水化物を摂取していたのです。

 

トラやライオン、ジャガーや狼といった肉食動物も多くが、まずは動物の腸から食べているのです。

 

お腹が急所であるから、しっかりと仕留めるために食べているのではありませんよ。

 

喉元に噛み付いた時点で窒息させるわけなので、腸を食べる時にはすでに仕留めているわけです

 

草食動物の腸内から摂取するのには大きなメリットがあります。

 

肉食動物が直接炭水化物を摂取してしまうと、消化が難しくなってしまいます。

 

腸内環境が異なっており、肉であればしっかりと消化吸収できますが、炭水化物などは消化吸収が難しいのです。

 

しかし、草食動物の腸内であれば、ほとんど消化されている状態になります。

 

肉食動物としても半分消化されたようなものであれば、簡単に消化できます。

 

以上のことから肉食動物であったとしても炭水化物を摂取していることが分かったと思います。

 

だからこそ、肉食動物であるワンちゃんも炭水化物は摂らなければなりません。

 

肉100%といったドックフードを与えてしまうと、栄養に偏りが出てきてしまい、身体に変調をきたしてしまうことも十分に考えられるのです。

 

 

■犬は比較的炭水化物を消化しやすいって本当?

 

・本当です

 

犬は狼などに比べて、炭水化物の消化吸収の機能が優れています。

 

ですから、ドックフードで摂取したとしても、それほど大きな影響を与えないとされているのです。

 

もちろん、炭水化物が主原料となってしまっている場合には、腸に負担をかけてしまうかもしれません。

 

お肉をしっかりと含んだ上で、それにプラスして穀類が入っているような感覚が良いわけです。

 

炭水化物にはデンプンが含まれているのですが、そのデンプンがしっかりと消化できるかが問題です。

 

デンプンの消化能力は狼に比較すると、15倍とも言われています。

 

人間と長きに渡り生活することで、身体も慣れてきたと考えられるのです。

 

炭水化物が入っているドックフードは品質が良くない、と判断している方も多いです。

 

しかし、量的に問題がなければ大きな問題に発展することはありません。

 

ワンちゃんの体を思っているのであれば、炭水化物が入っているドックフードを与える、といったことが重要なのです。

 

 

■ドックフードにはどのような炭水化物が含まれているのか?

 

・とうもろこし
・さつまいも
・じゃがいも
・小麦
・米など

 

ドックフードの原材料としては上記のようなものが含まれているケースが多いです。

 

人間と同じものを食べているわけです。

 

上記の炭水化物に関しては、しっかりとしたエネルギー源になります。

 

しかし、実は炭水化物に関しては、アレルギーが発症してしまう確率がそれなりに高いのです。

 

ワンちゃんにアレルギー症状がある場合には、必ず原因を突き止めて下さい。

 

ドックフードにアレルギーの原因が含まれているケースもあるので、原因がわかったらドックフードに含まれていないかを確認してください。

 

 

■理想的なドックフードとは?

 

・肉が主原料である

 

炭水化物を主原料としているドックフードが多くなっているのですが、それでは炭水化物が多すぎてしまいます。

 

ワンちゃんの食事にはまずタンパク質が必要です。

 

タンパク質がしっかりと摂取できるように、肉を主原料としたものを選択して下さい。

 

炭水化物に関してはおまけとまでは言いませんが、食事に添えてあるようなものにすぎないのです。

 

一定量含まれていれば問題はないので、穀類を主体としているドックフードは選ばないで下さい。

 

 

・炭水化物が問題になる自分で作るドックフード

 

ドックフードを自作している、といった飼い主さんも多いと思います。

 

最近では、ドックフードの原材料を気にして、自分で安全な食材からワンちゃんの食事を作っている方も増えているのです。

 

その時に、どうしても炭水化物を多めに入れている方が多いです。

 

炭水化物を多く入れてしまうと肥満の原因になってしまうので注意して下さい。