犬の目や涙がなぜか臭う@もしかしてドッグフードが原因かも!
ワンちゃんの顔から何か臭う、といったことを感じている飼い主さんはいませんか。
そのニオイのもとですが、実は涙が大きく関わっている可能性があります。
目から臭いが出ているケースもあるのです。
こちらでは、犬の目や涙が臭う原因について徹底解説します。
実際にどのような原因が隠れているのでしょうか。
ワンちゃんの健康に何かしらの問題が出ているのではないか、と心配している方は必見です。
■犬の目や涙が臭う原因|涙が放置されているから
・菌が繁殖してしまっている
人間の場合は、仮に涙が出たとしても流れていってしまいますよね。
一方でワンちゃんは、顔にもたくさんの毛が生えているのです。
涙が出たとしても、毛にくっついてしまい、その場にとどまり続けてしまいます。
涙がその場にとどまり続けると、菌が繁殖してしまいます。
菌は水分を餌にしているわけですが、その餌となる涙を分解する時には匂いを発してしまいます。
たとえばワキ臭といったものがありますよね。
実はそのワキ臭も汗が菌によって分解されることで臭ってしまっているのです。
汗臭さも、菌によって汗が分解されることで発せられるものです。
ワンちゃんの目の周りは、どうしても水分がたまりやすい、といった状態になっています。
何かしらの対策をたてなければ、臭いは抑えられません。
・涙による臭いの対策方法とは?
1日に1回から2回程度、目の周りをお肌に優しいコットンなどで拭き取ってあげて下さい。
拭きとるだけでも、臭いが圧倒的に抑えられるような状態になります。
ワンちゃんの目の周りに菌が繁殖して衛生状態を悪くしてしまう、といった危険性も少なくなるのです。
ちなみに涙を拭きとる時には、ホウ酸を使うのがおすすめです。
ホウ酸を購入してきたら水でしっかりと濃度を薄めて使ってみましょう。
ホウ酸を利用することで、しばらく目の周りに菌が繁殖しづらい状態になります。
■犬の目や涙が臭う原因|体質に合わないドッグフードを与えている
・内臓の状態が目にも影響を与えてしまう
体質に合っていないようなドッグフードを与え続けてしまうと、内臓の状態が悪化してしまいます。
内臓ですが、善玉菌と悪玉菌があるのです。
体質にあっているドッグフードであれば、善玉菌をサポートできるので、腸内環境が良い状態に保てます。
しかし、質の悪いドッグフードなどを利用してしまうと、ワンちゃんの腸内環境も悪化してしまうのです。
悪玉菌が増えてしまいます。
実はその悪玉菌が大きな問題を引き起こします。
悪玉菌は腸内にガスなどを発生させてしまいます。
しかも、かなり臭いがきつい場合も多いのです。
消化も悪くなってしまい、ドッグフードが消化されにくくなりはこうしたような臭いが出てしまうこともあります。
それらが血液内に流れ込み、全身に至るわけです。
肺に至ればワンちゃんの吐く息が臭くなります。
水分にも入り込むことがあり、涙に臭いがついてしまうこともあるのです。
・どのようなドッグフードに変えるべきか?
質の良いタンパク質を含んだドッグフードを与えて下さい。
ワンちゃんの主食はお肉なので、まずはお肉を主原料としたものを選ぶべきです。
最近では、穀物系のドッグフードの多くなっており、ワンちゃんの消化器官に大きな影響を与えてしまっていることも多いのです。
添加物が含まれていないような無添加タイプのドッグフードを与える、といったことも検討して下さい。
無添加タイプのドッグフードであれば、ワンちゃんの体に与える影響も少なくなります。
腸内環境の改善にも役立つのです。
お肉が含まれているのもおすすめですが、一定の食物繊維が含まれているドッグフードも捨てがたいです。
食物繊維にはデトックス効果があります。
ワンちゃんの便通を良くするので、腸内に不要なものを溜め込まないように出来るのです。
さらに食物繊維は、腸内細菌の善玉菌の餌になる、といった性質を持っています。
善玉菌の働きをサポートできる機能まであるのです。
食物繊維がある程度含まれているドッグフードの利用も考えてみましょう。
また、飼い主さんが自分で野菜などをドッグフードに加えてみる、といったこともおすすめです。
■居呂機関による処置も考えておこう
・目詰りが原因になっていることもある
ワンちゃんお腹には涙が多く出るケースもあります。
しかし、排出するシステムに問題があると、目頭に溜まってしまうのです。
そうすると目頭で菌が発生して、目に対するトラブルが発生してしまうこともあります。
排水システムの問題の原因としては、
・鼻炎
・副鼻腔炎
といったものが関わっていることもあります。
先天性で目詰りを起こしていることもあるので、定期的に拭いたり、ドッグフードを切り替えてみたり、といったことをしてもよい結果が得られないことが多いのです。
もし対処をしても効果が見られなかった場合には、医療機関でしっかりと診てもらいましょう。
先天性の場合には、外科手術で対応する場合もあります。